はましゃかのミュー研ブログ

某美大の準ミスが贈るハピネスミュージカルライフ

好きな人にしちゃダメな10のこと全部やってみた

 

https://www.instagram.com/p/BW-B8VPgbEq/

 

「好きな人」って、

スティーブ・ジョブズが発明する商品みたいですよね。


それを見たとき、「初めて見るけど、これが欲しかったんだ」と思うもの。

 

 

モテてモテて仕方ない!とイキりまくったブログ、

かわいいと言われて吐き気がしたことがあります - はましゃかのミュー研ブログ

を書いたにも関わらず、

 

今回、恋愛においてものすご〜〜くお恥ずかしい失態を犯してしまいました。

 

はましゃか、恋に落ちました。

そこまではいいんです。

 

 

 天才ジョブズの発明レベルの出会い、

そして経験したことのない苦闘により、

頭ガーーンッッ!!!と殴られて、

 

判断力、視力、

そして唯一の強みだった自己肯定感、

その他が著しく低下しました。

 

 

「恋は落ちるものと聞くけど、
隕石みたいのが落ちてきたなぁ…」という謎の感想。

 

 

 


相手のお顔を見てみても、今までに出会った人間で最も美しい人間にしか見えない。


相手と会話してみても、
今までに出会った人間で最も素晴らしくポテンシャルの高い崇高な人間としか思えない。

 

 

「私のような人間が、
こんな人と知り合ってしまって良いのか………………????(自己肯定感の低下)」

 

(カオナシボイス)

ほしい…

愛っていうか相手からの数ミリ単位の関心………??

 

 

好きな人ができて、アピールするという段階がよくわかってなかったはましゃかの醜態。

 

唯一の強みだったナルシシズムに崩壊の兆し。

うん、さすがに自分でも引きますね。
そんなわけで割と混乱したので

 


博識な友人に事情を打ち明け、
おすすめされた恋愛攻略本(?)を開いてみました。


これは絶対にやっちゃダメだよってことは、
友人と攻略本が全部教えてくれました。


思い返してみると、

 

 

好きな人にやっちゃだめなこと、ぜんぶやってた。

 


今日はその言葉たちをまとめ、

私がやらかした
「好きな人に絶対しちゃダメな10のこと」

を後世に続く子孫たちのために、

また、現在片想いで苦しむ人たちのために、
ここに記しておきます。


(たぶんこんなことやらかさねーよ!てことばかりですが…あくまで個人の記録です)

 

 では、どうぞ!

 

 

①先走った好意を見せすぎてはいけない。

 

 

→私がしでかしたのは、好意の大洪水状態。

たぶん、顔に書いてありましたね。

 

惚れました!!!!!

…って…。

 

 

「あれ?この人自分に気がある?」と、
「この人めっちゃ好いてくる…怖…」には
天と地の差があります。

 

 

前者はチャンスで、後者は引かれます。世の片想い勢、頭にカチ込んでおいてください。

 

特に関係性が出来上がってない時の好意の押し付けほど、重いものはありません。

悲しいかな。

 

 

 

②口が軽い人にトキメキは舞い降りない

 

2人だけの秘密は、関係を盛り上げるそうでして。


→1度目の食事で、「ご飯なう♡」なんて口が滑っても、

インスタのストーリーに「どこどこで○○食べてる♡」なんて指が滑っても……待って、過去の自分………

 

 

…後の祭り。

 


③視力と記憶をスマホに頼らない

 

健康な視力と記憶力がある限りは、

食べ物とお店は文明の利器に頼らず、自分の目で見て自分の頭で覚えましょう。

 

わかるよ、今後ニヤニヤ見返すために全てのアングルで写真を撮りたくなるよね…

 

しかも最近は巷で

インスタバエ」とかいうハエが媒介する伝染病にかかってる女子が多発してるとか…

 

だめ!おさえて!

こんなおしゃれで素敵に盛られた豪華な料理、撮りたくて撮りたくて全身が痒くても!!!!!だめだ!

投稿用とストーリー用に縦横で2度撮りたい!!!

 

加工フィルターを変えてもうワンセット撮りたい!!!

なんならシズル感満載の動画も撮りたい!!!!

 

あっ写ルンですがカバンに!!

ダメ押しさせてくれ!!!!!!!

 

 

あなたのインスタクリエイティビティが刺激されてる最中、

 

相手の“頼むから落ち着いてほしビティ”は最高潮に達していることでしょう。

 

 

 

弱小インスタグラマー、涙の手記。

 

 


④突然自撮りを送りつけてはいけない。

 

こんなことする人、私以外にいないんじゃないかと思うので自分に対する怒りをぶつける項目になりますが、万が一したことある人いたら握手しましょう。

 

 

→こらこらこら!私!

 

好きな人はツイッターか?恋人なのか?


もしくは私のキャラを十分に理解してくれる愛の深いフォロワーなのか???

 

 

目、覚ませ!!!!!!

 

 

人類基本、あなたのことなんて何にも知らないぞ!!!!

 

 

そんなほぼ初対面の人に挨拶がわりの自撮りなんて送ったら、心の底から引かれるから!!

 

 

本当にこれは…どちらに向いて土下座していいのかわからないくらい…自分が怖い…恋愛し慣れてないのに自分可愛いと思ってるやつの行動怖い…ごめんなさい先生…

 

 想像してみたけどちょっと散歩しよ〜って部屋のドア開けてみたらいたくらいの怖さかな?

 

自重自重〜☆

 

 


⑤自分の年齢にあぐらをかいてはいけない。

 

 

これは友人が話してくれてやっと腑に落ちた、恋愛というよりもはや人間的な話なんですけど、

 

若いとか、年下だからとか、見た目が可愛いとか、相手が自分を好きだからとか、おめでたいことがあったからとか、


色んな理由で誰かに何かをしてもらう機会ってあると思うんですけど、

 

その時の「贈り物」のパスが返せなかった事実って、後からどんなにのたうちまわっても、その時はそういう人間だったってことだと思うんです、本当に。

 

 

「今だけ恵まれてること」に気付けない人は、
いつかは消えて行く「若さ」や「相手の感情」だけを使い切り、

 

自分が贈り物をするという発想がないまま

誰からも贈り物をもらえなくなってしまうんだ、

 

と、気付かされたんです。

 

 

お礼をするって、今まで私は
口に出して「ありがとう」と言ったり、何か「モノ」でお返しをしたりすることだと思っていたんですが、その友人と話すうちにわかったことがあって。

 

「相手の気遣いに気づく」ことなんだと。


本当に小さなことでも、相手のその行動が私のことを考えてしてくれたことなら、 


その全てを拾う。これだけなんです。

 

たとえば自分のための時間や場所を空けておいてくれたり、待っていてくれたり、
こちらが謝らなければと思っている時に別の話題を振ってくれたり。(←これはその友人の天才的な具体例です)

 

 

そういう積み重ねひとつひとつを見逃さずに感謝できれば、自然にそれに見合うだけのこちらの行動ができるようになる。

 

私は本当に今まで「気付けずに」いたんだと、
気付けないということが何よりも罪深かったのだと、


過去を思い返しても本当に恥ずかしくなりました。

 

消えて行く財産にあぐらをかいて、

もっと欲しがったり、

してもらえなかったことに不満を言うなんて、

 

いったいお前はどこのお嬢様なのでしょうかと

 

 

自分の行く末が恐ろしくなりました。

そして、何よりも胸をなでおろしているのが、今気付けてよかった。

 

これだけです。

 

 

 

 

 

⑥緊張をお酒でごまかそうとしない。

 

 

→プリーズリピータフターミー。

 

飲み方相手に合わせない!!(あわせない)

ガヤのあおりにまけない!!!(まけない)
話題作りとかで普段飲まないやつに挑戦しない!!(いどまない)
絶対に、強がらない!!!(つよがらない)
お酒、嗜んだことない人は、

嗜もうとしない!!!!(むしろたしなめない)

 

 


みなさんは私と同じ失敗をしませんように…


もししてもそこに学びがありますように…
強く、強く、お祈り申し上げます。


(早く大人になりたい)

 

 

 

学び:

デートの緊張を紛らわせるために、飲みすぎては絶対に、絶対にいけない。

 

 

⑦相手の定点カメラにならない

 

一目惚れされているかどうかは、相手が何秒以上見つめてくるかで判断できるらしく。

7秒以上こっちをじっと見てたら、惚れられているらしいです。

 

 

→…………まぁ………7秒どころの騒ぎじゃなかった………………ですよね……………永遠に目で、ていうかもはや体ごと…?追っちゃいましたよね……………………

 

あの、それ、ストーカーの一歩手前ですから。

 

 

気がない相手から7秒以上見つめられる恐ろしさ、想像するだけで身の毛がよだつ…

 

できることならあの日の私は

 

猫じゃらしを目で追ういたいけな子猫でありたかった…

 

鏡に映るのはあざとい下心を抱く成人女性。

 

無念。

 

 


⑧相性を体臭で判断しようとしない。

 

→これダメ!これダメ絶対!!!

何がダメって、香ってくるので判断するのはまだしもですよ、

 

嗅いじゃダメ!!!!!!!!

 


まず目の前の関係構築に100%かけろよ!


「赤ちゃんみたいな匂いする〜♡」じゃないわ!

 

付き合ってからやれ!!

遺伝子優先すな!

おまえはsiriか!herか!!

 

歩く匂いde相性診断アプリか!!!!!

 

人間に産んでくれた親が泣きますよ!!!!

 

 

 


⑨オープンストーキング、禁止。

 

 

相手といる時なら相手のFacebookを見て話を聞けるし、スクショしてもいいよね?


「これ友達ー?」「これは何の時?」「この写真、モテモテじゃん!」

 

ピピーッ!

 

〜現行犯逮捕・事情聴取〜


「いや…1人の時にネトストしてる方が気持ち悪いかなって思って…同時に情報収集もできるし…」


ってどっちも気持ち悪いわ!
合法ストーカー志望か!
ストーカーに合法も何もないわ!有罪!!


実刑中高時代のmixi黒歴史写真が毎日SNSにアップされるの刑!!!!!!!!


オープンストーキング禁止!!!!!

 

結論:

相手のプライバシーは尊重しましょう。

(当たり前)

 


⑩ファンになってはいけない。

これについては、後ほど詳しく書いて行きたいと思います。

 

以上10項目、
あくまで、
恋愛攻略本を読み、一般的な(?)例をまじえた個人的な見解、ですのであくまで参考程度に。


「これ全部やったけど成就しました♡」って方はDMください。成就米みたいなのほしいわ。

 

 

 

そんなわけで、

この悪夢の10項目やった結果、
どうなったか知りたいですか?

 

そろそろ、4000字に到達して量も量なので、

続きは次回の更新で話したいと思います。

そして、10個目の「ファンになってはいけない」と言うお話も、書きます。

 

 

 

今回でなかなか私の気持ち悪い部分をさらけ出すことになり、公開するまでに1ヶ月くらい悩んだのですが、さすがに恥を晒して生きる覚悟を決めなければ…と思い、

 

ついに公開しました。

 

 


いちおうミュージカル研究会と名のつくブログなので、片想いといえばこれでしょ!という名曲のリンクをひとつ。


映画「Les Misérables」より 『On My Own』

Les Miserables - On My Own (2012) full version - YouTube

 

 

さすがに私は雨の中妄想デートしながら号泣するまでには至りませんでしたが、

 


ひとりよがりの恋ってハタから見るとほんとに「気付け!バカ!」としか言いようがないけど、本人は盲目だから戻れなくて、困っちゃうよねぇほんとに。

 

 

世の片想い中のみなさん、

悲しい思いしてる人もいると思いますが、
私に何ができると言うわけではないけど、
なんとなく、私がついてますから!

 

たまにここにきて、なんとな〜く飛ばし読みして、元気出してくれたらいいなと思います。

 

 

 

 

 

 最近の悩みです↓

 

 

※▼こちらは某ハエに感染している私のインスタです(これはデートではないのでご安心を)

https://www.instagram.com/p/BVJ9x0xDXgk/

 

 

感想とか、コメントをくれたりしたら次回の執筆のやる気に直結したりします。

 



ここまで読んでくださってありがとうございました!
それではまた次回の更新で!


はましゃか

 

ミスコン嫌いです、準グランプリだけど。

 

 

「他の子に可愛いって言わないで!!!

 

 

モテ狙いで生きてるなら、当然そう思うよね?」

 

 

社会の荒波と戦うため

無差別モテ狙いしてた私ですが、

この感覚が全くわかりませんでした。

(モテ技記事はこちら→ http://ur2.link/Dqne )


「いや全然思わない。可愛い子好きだもん。」


「またまた強がって〜。

女の子同士で褒めあうのも、そんな私が可愛いアピールなんでしょ?笑」

 


…まってまって私

自分の可愛さレベルあげるのにはめちゃ執着あるけど、

 

 

 

隣の芝生は青いからってむしりにいくか?

 

 

いやいや、むしろ、

うちの芝生青いんで見にきてよ

バーベキューしよう!!!

て気持ちだわ。

 

 

 可愛いは武器になるし、精度の差があるのは事実だけど、‬
こっちは「可愛い」「美しい」「きれい」が好きなだけなんです。

 

‪そこにたまたま見るだけじゃなく自分でも楽しむ可能性を与えられて、

モテ技やっちゃう図々しさも与えられた。

 

 

 

‪この何億年の歴史のほんの一瞬だけ、

「可愛い」やらせてもらってるだけなんですよ。

年取るし寿命もあるんですよ。

 

 

だから、他の子の可愛いが有限なのも知っている。

 

 そんな

あっという間に消えてしまう花火を、秤にかけてなんの意味があるんですか??

 って話で。

 

 

 

戦いを煽ってくる組織ってのが必ずいて、

その典型がミスコンですね。

「私と△△どっちの方が可愛いか決めよう」なんて話をされたら

そりゃ誰だって勝つためには、って考えてしまう。

 

 

ミスコンというものに対して、賛否両論あるのもわかります。

 

見た目と人間性を評価されて傷付く女の子が、

見世物にされるわけですから。

 

…まあ、出場してるんですけどね!!!!

 

 

 

 

 なんで出たんだよって話になるんですけど。

 

出場の誘いが来た時は、まだナルシシズムを爆発させていなかったので

勝てる自信が全くありませんでした。

 

でもその時ふと思ったんです。

 

生き恥さらして勝ちに行く子がいたら、

ただのミスコンがエンターテイメントになるんじゃないか?と。

 

その時爆発させた、

「わたしが1番可愛いです!だからミスコン出ました!」という言葉。

 

 

大口叩いた結果は準グランプリ。

泣いて悔しがる姿までみなさんにお見せすることになり

見世物としては大成功ですよね。

 

 

ミスコンに出て悲しむ人は、毎年たくさん出ています。

 私も同様、すごく落ち込みました。

 

でもその時、口に出していた「私って可愛い」が、救ってくれました。

 

 だって、

気づいたら私、

可愛くなってたんですよ。

 

見た目が著しく変わったわけではありません。

 

自分をめっっっっっっっちゃポジティブに見れるようになっていたんです。

 

この差がすごかった。

 

 

ミスコンが嫌いですって書いたのは、

そろそろ時代錯誤じゃないのって思うから。

 

同じような体型、同じような顔、同じような服装の女の子ばかりが並んで競うのは、もう古くないですか?

 

 

与えられた魅力を見て見ぬ振りして、

世の中の「普通」に合わせるのは、もったいない。

 

「自分が好き」と言い続けることは、

 歳を重ねたり環境が変わっても、

常に新しい魅力を見つけて発信するための筋トレみたいなもの。

 

 

いまこれを読むあなたも、

‪誰かを羨んだり、世の中に比べられて落ち込む必要は、全然ないんです。

 

 

有限の命を燃やしている姿はどんな人でも美しいから。 

あなたの美しさは、誰にも邪魔させません。

 

 

もし、自分の美しさで戦ってみようと思ったり、何かを目指すなら、

わたしはそれを応援します。

 

 

 

世間に合わせず今の自分を受け入れ

「この自分が大好き」「かわいいでしょ、素敵でしょ」って言える人がもっと増えることを、

 

そんな人がもっと受け入れられる日が来ることを願っています。

 

 

 

自分のこと、もっともっと愛してください。

 

自分を愛せる人は、周りを愛するのがすごく上手なはずだから。

 

 

 

 

自己愛を隠さない人、

着実に増えてる感じがするので、

一歩を踏み出せずにいる誰かがこの記事を読んでいたらいいなぁと思っています。

 

 

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photo @raku_taro

 

◾️

前回の「モテる」ことについて記事の反応をたくさんいただいたのでまとめておきました⬇︎

 

 

 

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かわいいと言われて吐き気がしたことがあります


モテ技を試すために擬似好きな人作った事ありますか?

私はあります。




散々バカにされたあずき色のランドセルともお別れし、
中高一貫の女子校に入学しました。

※あずき色のランドセル話→http://shakasssh.hatenablog.jp/entry/2017/05/07/115530


友人たちの無償の愛に包まれぬくぬく育ち、気づけば18歳。

このあと社会で「女」と認識されることになる、
なんて全く想像していませんでした。


そんな中、男女がいる社会に少しずつ参加していると


‪自分が性的対象になる可能性に気付いてしまった瞬間がありました。

正直、吐き気がしました。


まず、「かわいい」という言葉に、引きました。‪
(ごめんなさい今は大好きですたくさん言ってください)‬


「かわいい」は女子校でもお互いに使っていたし、聞きなれない言葉ではありませんでした。

‪でもなぜか、褒め言葉とはわかっていても、‬
‪同世代の異性から発せられるその‬‪“レベルつけてる感”に耐えられず、

見下してんのか?って思ってました。



何…言ってんの?この人?て感じですよね。

すいません。率直に言います。




私服着て歩くだけで、


モテてモテて仕方なかった!!!!




はい。失礼しました。


メガネに真っ黒で膝下スカートの制服の時と、
コンタクトにして私服を着ておしゃれをしたとき。

その扱いの差に愕然としました。

それってコンタクトのCMみたいに
「キラキラ〜世界が変わったわ〜!ハッピー!」
で良かったのかもしれませんが、

私は真っ黒な制服の自分も好きなので、ちょっと、なんでだよ?て思っちゃったんですよね。


異性が可愛いと思う人への態度と、そう思わない人への態度や扱いの差。

今までの「面白くて賢い奴が上に行くカースト」と全く別の世界を目の当たりにしました。

それと同時に、

スカートを短くしてはいけない。
髪を下ろしてはいけない。
メイクをしてはいけない。

これら校則で禁止されていたこと全部やると
面白いくらいに反応が変わるのが楽しくて、

楽しくて楽しくて、、、、


こりゃもう、
全部やってやろう!!!!!
と。




上目遣いをしてはいけない。(書いてない)

アゴムをくわえながらおもむろにポニーテールにしてはいけない。(書いてない)

道ではぐれそうになっても裾をチョンと掴んではいけない。(書いてない)

嬉しそうに小走りして満面の笑みで「おはよう」と言ってはいけない。(書いてない)




…これぜんぶ雑誌セブンティーンに書いてあったんですけど、

「どうやらこんなことをすると男子は喜んじゃうらしいぞ」という“モテ技”を
女子校外でふざけてやったときの、超能力感。


怖いもの見たさで、知りうる「技」全てを試しつくしました。

その頃の私、めっちゃ見せたいです。笑

めぐり合う異性にもれなく微笑みかけ、なぜか恥じらうサイコパス少女。


まるで研究所で惚れ薬の実験を重ね、
ついに実際の人間に投薬する興奮。


でも、そのときの私はまだ知りませんでした。
この新薬の副作用を。

そう、

異性からダイレクトに向けられる、性的興味です。




…いや副作用でもなんでもねぇよ。

と思ってるそこのあなた。

いや、そうなんですけど、


モテたい少女が考える
「自分がかわいくなってみんなハッピー☆」

と、

男子の「モノにしたい」。

この落差、
めっっっっっっっちゃ大きいんですよ。

この少女(仮)、
そんなこと望んでませんでした。

この新薬の副作用は、捕獲される恐怖。


‪かわいいが独占と性欲で返って来る構図、
‪正直理解できなかったんですよね。


可愛くなるというキラキラ体験に足を踏み入れたとき、
いきなりダイレクトに遭遇した捕獲物語には、恐怖しか感じませんでした。


困った私は師匠と呼び慕う母校の先生のもとを訪れました。

「先生、
モテてモテて仕方ありません。

みんな優しいですがちょっとこわいです。
あげく女子には冷たい目で見られます。
これはなんですか。」


すると先生は言いました。

「この学校を卒業した人は、全人類を愛するように出来ているので、あなたが全員に親切にしているのは不思議なことではありません。


でも、共学で育った女性は、
好きな男子の話にしか笑いませんし、
好きな男子にしか親切にしません。


はじめてあなたに出会った男性は
自分が特別扱いされていると感じて、きっと

あなたが自分に恋してると思っていますよ。






「なるほど〜!!!!
そりゃモテるわけだ!!」



師匠から自然界の摂理をまた1つ学び、
わたしはほどほどにすることを覚えました。






「人に親切にすること」や「可愛くいる工夫」って、

ウサギが自分に塩胡椒かけて待つためのものじゃない。

時にはそれが媚びているように見えて
誤解や危険を招くこともありました。


でも、
本来は好きな自分でいるためにしていること。
危険に遭ったからと手を緩めるのはもったいない。

だって、
理解と自由に守られた、
タフな可愛さって最強じゃないですか?


誰かのものになるための可愛さも、
もちろんあっていいけど、

そこがゴールになると、
そのあとどうしたらいいのか私だったら悩んでしまう。

パートナーがいてもいなくても、
独立した魅力を放ち続ける人間にあこがれるし、そんな人になりたい。



私だけじゃなく、
本当は誰しもが願ってやまないことなはずだから。






この文章に出会った誰かの背中を、
ちょっとだけ押せることを願って。




#しゃかかわ
photo @meg_omori







次回は、「別の可愛い」に出会った時の話を書こうと思っています。


コメントくれたり、
ツイッターとかで感想くれると泣いて喜びます。

(よくわかってないのですが
読者になってくれたり星?を贈ってくれたりブックマークしてくれたりすると喜びます。)


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前回のブログ
『かわいい格好なんてしたくない』
http://shakasssh.hatenablog.jp/entry/2017/05/07/115530

女の子らしい格好なんてしたくない

私、ランドセルがあずき色だったんですよ。‬

 

‪絵の具セットも、ピンクとブルーの2択があって、女子で1人だけ青でした。

 

しかも、選択権がなかったんです。

母親が選んだものでした。

 

 

‪「なんで女の子はみんな赤なのに、わたしだけあずき色なの?」‬
‪「なんで私だけブルーなの?」て母に聞いたら ‬

 

‪「私が気に入ったから。素敵でしょ。」で済まされてました。‬

 

‪いまでこそランドセルって色んなカラーがあるけれど、

‪私より上の、だいたい小学校が終わる頃にゆとりが始まった世代って、‬

 

‪ほとんど男女で黒と赤でした。‬

 

‪だから当時は目立って、結構からかわれたんですよ。ピンクとかならまだしも、あずき色って。どんなデパートで買って来たのっていう。‬

 


‪それに加えてお姉ちゃんの機嫌を損ねるのが嫌で、姉妹でピンクとブルーを贈られたときは必ず姉にピンクを譲っていました。‬

 

だからか、女の子らしい格好って全然したくないんですよね 。‬ 

 

今でこそファッションを楽しんでますが、

華奢なアクセサリーをつけたりするの、未だに抵抗があります。

 

 

‪初めて小学校という世界に入って、男女があることを意識したときに、‬

 

‪赤と黒が混ざったような色のランドセルを買い与えられ

 

‪ほとんどの男の子が選ぶバッグを買い与えられ、(置き場所も男子の方だった)‬


‪とつぜんジェンダーについて疑問を投げかけられる6歳女児。‬

 

 

‪女「どうしてブルーの絵の具セットを使ってるの?お兄ちゃんいるの?おさがり?」‬
男「へんな色のランドセル〜おばさんくさ!」‬

 

‪入学してすぐに率直な意見が集まりました。

私も同感のセリフばかりでした。‬‪でも、‬

 

 《自分で決めた色じゃないけど‬、変えられない色だから支持しないとかっこわるい》‬

 

‪そのプライドが働いて、さまざまな返しをひねり出しました。‬


‪「青が好きだからだよ。お姉ちゃんしかいないよ。男の子がピンク使っててもかっこいいよ!」‬
‪「あずき色って言うんだよ。6年間使うって決めてるの!」等………。

 

‪ドヤ顔いじめられっ子の原点ここにあり。今とあんまり変わりませんね。笑‬

 


‪そこから‬
‪「少数派を選ぶことって‬
‪バカにされるけどかっこいいかも」‬
‪みたいなヘンな意気地がついちゃって、‬

‪自分の意思とは関係なく‬

 

みんなが右の道に行くならちょっと左の道を見てくる!‬

 

‪というのが基本感覚になってしまいました。‬

 

母親から「女らしくいなさい」なんて、

間違っても言われたことがないんです。

 

‪そんなわけで、‬
‪今も自然と女らしい格好をする(=ピンクを選択)っていうことは、すごく抵抗があります。


‪“かわいい格好”をしてるときは、

社会人が「規律」を表現するためにスーツ着る感覚で、‬

 

「自分が好きなかわいい」を表現してるだけという、つまるところ毎日がコスプレ。‬

 

 

‪部屋ではダサTにスウェットで深呼吸しているので、‬
‪パジャマがかわいい人とハイヒールを日常的に履く人は本当にすごいなと思って見てます。‬

 

  

‪実は母親が私にランドセルを買ったのって
‪“男女労働参画社会”を目指そうよ〜、みたいな、ジェンダーの論争がアツかったときなんですよね。彼女自身も女らしさについて考えを巡らせていたのかもしれません。
‪(にしても荒かったなぁ…笑‬)

 

 

ぶりっ子と思われることには全然抵抗ないんですけど、どうしても従順なピンクを選ぶことができない。‬


‪素直にピンクかわいい!って選択できる女の子にはある種の憧れがあります。‬

 

‪とくにミュージカル映画『 パリの恋人 (Funny Face)』に出てくる、

 

ファッション界に旋風を巻き起こす媚びないショッキングピンクは

強さがあってすごく好きです。‬

f:id:shakasssh:20170507110740j:image

 

‪ 《自分で決めた色じゃないけど‬、変えられない色だから支持しないとかっこわるい》‬

 

‪これって、自分の名前や特徴にも当てはまるなぁって思います。自分がまず認めないと、誰もバカにするのやめてくれないから。‬

 

‪自分をバカにすることに逃げるのも、ほどほどにしないと格好悪いし。‬

 


‪結局、おばさん臭いとバカにされていた「あずき色」は、今や「ボルドー」なんてオシャレな名前でファッション界に登場してます。

人生なにがあるかわかりませんね。

 

そんなことでまとめたかったわけではなく笑、 

 

人には最初から決められた変えられない色っていうのがあります。

 

自分の選択権なく、みんなとちがう色を選ばされてて、それは変えられない色だってこと、

誰しも経験してると思います。

 

 

少数派にいることがつらいと少しでも思っている人に伝えたいです。

 

なぜ自分はこの色なのかって、

1度でも考えた人は強いです。

 

多数派との間にあるものとか、

他の選択肢とか、色んなこと考えたと思います。

 

だから、他の少数派に出会った時も、理解しようとするやさしさと賢さが、自然と身についているはず。

 

だから、あなたはやさしくて強いです。

 

 

どうしても理解できないものに出会った時は、

「選べなかった色」があること、思い出してみてください。

 

‪この文を読んで、どこかで小さなわだかまりが解けることを願っています。

 

 

 

初回投稿でした。

こんなボリュームはなくてもぼちぼち続けられたらいいなぁ。笑

 

‪はましゃか‬

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画像‪出典 http://lumiere.net.nz/index.php/reconsidering-funny-face-an-illustrated-essay/